2013年度「寺子屋ふぁみりあ」(ひきこもり当事者の家族向けのセミナー)の開催

 
「寺子屋ふぁみりあ」は、ひきこもり状態にある当事者のご家族のためのセミナーです。 てらネットENでは、これまで相談事業を通じて、当事者の居場所を開設してほしいとの要望もあり、自助グループ「シンシア」を開設しました。一方で、当事者だけでなく家族にとっての居場所となるものがほしいとの声も寄せられました。その声を実現させたのが「寺子屋ふぁみりあ」です。この「寺子屋ふぁみりあ」は4年目を迎えました。

主催:公益財団法人全国青少年教化協議会、浄土真宗本願寺派「御同朋の社会をめざす運動」東京教区委員会

会場:築地本願寺 聞法ホール(東京都中央区築地3−15−1)

開催日時・講師・演題:月1回、第1木曜日に開催
5月 柳川眞理子師(光善寺坊守、本願寺派布教使、「自死・自殺に向き合う僧侶の会」代表)本当のしあわせ
6月 菱沼智明氏(社会福祉士)あらためて「ひきこもり」を考えてみる
7月 高塚雄介氏(明星大学人文学部教授)ひきこもる若者たちの実態
8月 池上正樹氏(ジャーナリスト)高年齢化するひきこもりの人たちの思い
9月 細川真彦師(浄土真宗本願寺派 覚證寺住職)大切なことって何だろう?
10月 建長寺遠足
11月 和田重良氏(NPO法人くだかけ会主宰)一歩踏み出した人たち
12月 橋本正信師(浄土真宗本願寺派 来恩寺住職)願い
1月 各宗派僧侶他 新春お坊さんたちと語る会
2月 ひきこもり等の経験のある青年2名 あの頃は、それから、いまは…
3月 神仁師(全青協主幹)コミュニケーション力を高めるために

参加者のなかには初年度から毎年継続して参加されている方もいて、同じ問題を抱える親御さん同士が、まさしくファミリーのような、温かい集いの場となっているように感じます。参加者からも「ふぁみりあに来ることが唯一の楽しみ」という声や、「お寺は敷居が高くて気軽に相談できなかったけど、イメージが変わりました」という、嬉しいお言葉をいただいています。また、苦しんで困っている人たちに、少しでも心を軽くしてもらえるよう、寄り添うことは仏教者の役割です。参加する親御さんたちにとって、ふぁみりあが心を楽にできる「居場所」として、今後もより一層充実した活動を続けていくことができればと思います。そして、参加者の意見で出たように、将来的には地域のお寺が、困難を抱える人々の居場所として機能し、その役割が社会的にも広く認知されるようになることを切に願っております。

就労支援プログラム

 
2007年3月から、就労支援プログラム「ご縁つながり隊」を継続中。主に「シンシア」の参加者を対象に、機関誌の発送作業や簡単なデータ入力などをお願いしています。プログラムの参加者同士、また、当財団職員とのコミュニケーションを通して、彼ら(彼女ら)の社会参加への足がかりとなればと願っています。
場所 全青協事務所