2010年度「寺子屋ふぁみりあ」(ひきこもり当事者のご家族のためのセミナー)の開催

 
「寺子屋ふぁみりあ」は、ひきこもり状態にある当事者のご家族のためのセミナーです。 てらネットENでは、これまで相談事業を通じて、当事者の居場所を開設してほしいとの要望もあり、自助グループ「シンシア」を開設しました。一方で、当事者だけでなく家族にとっての居場所となるものがほしいとの声も寄せられました。その声を実現させたのが「寺子屋ふぁみりあ」です。
主催 財団法人全国青少年教化協議会、浅草寺福祉会館
助成 日本財団
会場 浅草寺普門会館 3階(東京都台東区浅草2−31−8)
開催日時・講師・演題 月1回の開催
6月12日(土)吉澤英子氏(大正大学名誉教授)「人」を育てる場づくり〜なくてはならない存在感をうる家庭と地域〜@「家庭」の機能〜あらためて問うてみる〜
7月3日(土)吉澤英子氏(大正大学名誉教授)「人」を育てる場づくり〜なくてはならない存在感をうる家庭と地域〜A「家族関係」は社会での生活の営みの土台
8月7日(土)菱沼智明氏(こどもソーシャルワーカー、社会福祉士)引きこもることにも価値がある?〜一緒に考えてみましょう〜
9月11日(土)池田太郎氏(訪問サポート士)&当事者の若者2名 訪問サポートの現場から〜当事者の思いを理解するために〜
10月9日(土)特別プログラム 喫茶去〜自分のこころを見つめてみましょう〜
11月6日(土)石橋悦子氏(東京都発達障害者センター専門相談員)発達障害とひきこもり
12月11日(土)佐藤由美子氏(オープンスペース“Be!”主宰)そばにいるからわかること
1月22日(土)斎藤潤子氏(台東区精神障害者地域生活支援センターあさがお職員)障害とは何か?〜見極めの重要性とサポートの必要性〜
2月12日(土)野坂法行師(日蓮宗大本山池上本門寺執事、大多喜南無道場道主)人、みな美しき花あり〜仏教の人生観・人間観〜
3月12日(土)(3月12日の開催の分は平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の翌日で電車等の運行不順、余震による危険性を考慮して参加者の安全確保のため中止として、後日開催としました)
いずれも午後1時から午後4時まで
特徴
このセミナーには、次の3つの要素があります。
一つは、現場経験の豊富で、高い専門性を有する方を講師に迎えての講演があります。それによって、「ひきこもり」についての理解し、今後の対応について学んでいただきます。
二つ目に、フリートークの時間を設けます。同じ問題を抱えた家族同士が語り合うことで、共感も生まれ、お互いの気持ちの不安や負担が軽減されることをねらっています。
三つ目に、寺院のもつ静かで穏やかな雰囲気の中で、瞑想や読経を参加者一同でおこなうことで、自身の心の癒しになることをねらっております。

「寺子屋ふぁみりあ」(ひきこもり当事者のご家族のためのセミナー)体験交流会の開催

 
日程 2010年10月30日(土)〜10月31日(日) 会場 大本山建長寺(神奈川県鎌倉市山ノ内8番地) 主催 財団法人全国青少年教化協議会、浅草寺福祉会館 概要 「寺子屋ふぁみりあ」の受講登録者を対象としたプログラムで、自身を見つめ直す機会とするともに、自身の活力を取り戻すために、普段の喧騒から離れ、自然環境の豊かな寺院で生活体験をするものです。また、参加者同士が寝食を共にすることで親睦を深めることもこのプログラムの目的でもあります。 座禅や写経、作務(清掃)などを体験しました。また、参加者の便宜を図り全行程コース(1泊2日)と日帰りコースの2種を用意しました。 助成 日本財団

てらネットENの刊行物の発行

 
これまでひきこもりや不登校の問題に「てらネットEN」は取り組んできましたが、当事者やご家族のみなさまだけでなく、より多くの方にひきこもりや不登校の問題に関心を寄せていただき、これらの問題に正しいご理解をいただくことで、これらの問題を抱える当事者やそのご家族への支援が進むことを願い、「つながることで笑顔になれたら」と「不登校・ひきこもりと向き合うために」の2種の刊行物を発行しました。  「つながることで笑顔になれたら」では「てらネットEN」の活動のご紹介や、「てらネットEN」に加盟するひきこもりや不登校などの問題に取り組む寺院や団体、学校の相談窓口をご案内しております。  また、「不登校・ひきこもりと向き合うために」では、不登校・ひきこもりについての定義をはじめ、これらの問題にまつわる精神疾患についての基礎知識やご家族にできることを掲載しています。また、てらネットENの加盟寺院・団体の連絡先や、全国の精神保健福祉センターの連絡先も掲載しております。 助成 日本財団

「寺子屋ふぁみりあ」(ひきこもり当事者のご家族のためのセミナー)のホームページとブログを開設しました。

 
内閣府では全国で70万人がひきこもり状態にあるとの推計を発表しています。しかし、実際の当事者の人数はそれよりも多いとも言われ、当事者だけでなく家族も含めた問題です。しかし、この問題はあまり表面化しないこともあって、一般からの問題への関心や正しい理解は深いとはいえません。誤解や偏見も含む評価も多いのが実状です。そのために当人だけでなく家族もより困ることがあるのです。  そこで、「寺子屋ふぁみりあ」の受講登録者だけでなく広く一般の方に、ひきこもりの問題について正しく理解していただくために「寺子屋ふぁみりあ」のホームページとブログを開設しました。  これらホームページやブログでは「寺子屋ふぁみりあ」の事務連絡だけでなく、受講登録者だけでなく、ひきこもりの問題について正しく理解や認知をいただけるよう毎回の講義概要を掲載しています。  ひきこもり状態にある方のご家族だけでなく、この問題について知っていただくためにも、広く皆様のご閲覧を望んでおります。  アドレスは以下になります。   ホームページ   ブログ 助成(ホームページ)  日本財団

シンシア(ひきこもり当事者のための自助グループ)年末プログラム

 
今年のシンシア恒例の年末プログラムは、アートセラピーです。講師が「今の自分」という題を出して、参加者は削ったパステルの粉末を指を筆にようにして、「今の自分」を表現しました。 絵が上手かどうかの評価は一切ありません。ただ、それぞれが思いのままに表現するだけです。 それぞれ参加者は自分が描いた思いを話しました。しかし、その思いにも評価はしません。 次に「なりたい自分」という二つ目の題を講師はだしました。 すると、地表近くの土の中にいる自分を描いた参加者がいました。 「今はまだ地表に出ていないけれど、いつか地上にでたい。」 その参加者は自分の思いを語りました。 このアートセラピーの教室が1時間ほどで終了しました。 その後、フリートークに入り、スタッフの一人の手作りのお菓子を囲みながら、それぞれが自分の思いを語りあいました。 日時 2010年12月22日 会場 光明寺(東京都港区虎ノ門)